肥満コンプレックスから解き放たれた今
20代中盤で肥満になった
社会人数年目、24歳くらいから、長時間のデスクワークと運動不足で私は肥満になった。
BMIでいうと、標準値よりも高い軽肥満くらい。
肥満である自分、太っている見にくい自分が嫌でパーソナルジムへ行き始めた。
ここから私の筋トレルーティンと地獄の食事制限生活の始まりであった。
野菜中心の食事制限コースを契約した
初めに入ったパーソナルは女性専用でトレーナーも全員女性である、全国展開された大手パーソナルジムであった。私は週2回の筋トレセッション+食事指導が含まれる3か月ダイエットコースを契約した。
食事指導
当時の食事指導は野菜中心にカロリーダウンを狙う、かつデトックス効果を狙うものだった。
まず、1週間3食野菜だけにして体を浄化する、リセットするようにと言われた。ふらふらであった。
(※この食事方法はただ代謝が落ちるだけなのでよくないと今になって思う)
そこからは、朝と昼にはタンパク質(肉や魚)、炭水化物(お米)、繊維質(野菜、海藻類)、夜は野菜だけで過ごすという指導がされた。
食事ルールを守るのはきつかったが、毎日食事内容を報告するため、食事ルールを破ることはできなかった。
コース終了時
私の体重は56kg→50kgになった!
ここまでやせるのは、自分では難しかったので心底嬉しかった。
自己管理が甘くリバウンドする
前述したジムは会費が高く、コースを受けた後も通い続けることができなかった。
コ●ミのような自分の意志で通う必要のあるジムはすぐにいかなくなり、パーソナルも自分のお財布具合に合うところが見つけられず、コロナが流行したこともあり自宅でトレーニングする日々がつづいた。
また、食事内容のほうも、監視から解き放たれた私は、だんだんとジムで教わった食事ルールを破り、好きなものを好きなだけ食べ始める。(バカすぎる)
もちろん、リバウンドした。私の体重は60kgになった。私は「デザインが好きな服」ではなく「体型的に着られる服」しか選べなくなった。
厳しすぎる食事ルールも、高すぎるジムも続けられないと痛いほど学んだ瞬間だった。
様々なジムを渡り歩き迷走する
コロナが明けてきたころ、私は転職し、年収を上げることができた。
「よし、月給が上がったからこれで再度パーソナルジムを契約できるはず。今度は継続できる価格帯のジムを探して契約しよう。」
私は月額1万円程度で週2回通うことができるパーソナルジムに契約した。また、食事管理も月額費用に加えて課金して契約した。
・・・しかしそのジムは、私が脂質が高すぎる豚の角煮を食べようが、脂質をたくさん含むカレールーで作ったカレーライスを食べようが何も注意をしてこない。
もちろん、こんなゆるい管理で痩せるはずもなく、私の体重は60kgのままだ。
食事管理に課金したお金は、金ドブに終わったのだ。
ほかにも色々なジムを試したが、何の目的でやっているかわからない運動をやらされるジム、全然筋肉痛が起きないほど弱い負荷でしかやらせてもらえないジム、無理をさせて肩を負傷させられたジム、『仕事やる気が起きなくて惰性でやってます』宣言をするトレーナーがいるジム、、、
本当にひどいジムに遭ってきて、私はすっかり迷走してしまった。
パーソナルジムは本当にピンキリ。知識が浅く、ろくにアドバイスもできないジムも多い。
読者の皆さんはしばらく通って、本当に信用できるトレーナー見極めることをお勧めする。(・・・これが難しいんだけどね。)
トレーナーはいろんなバックグラウンドを持っている人が多く、常に人手不足であるため、未経験でも採用されやすいので素人がやっていることも多い。見極めはかなり大事。
食事量を計測する食事制限コースを契約した
体重が減らず、悩んだ私はジムを変えることにした。あの、野菜制限ダイエットで私を変えた前述のジムだ。最後の望みをかけて訪問した。
そして、私は週2回の筋トレセッション+食事指導が含まれる3か月ダイエットコースを再度契約した。
食事指導
数年後に尋ねたそのジムは食事制限ルールが変わっていた。
野菜中心の食生活ではなく、すべて食事量を計測するというものだった。
1食につきタンパク質(肉や魚)100g、炭水化物(お米)は100gとそれぞれ計測し、食事をするというものだった。ただし、夜は炭水化物をとらずタンパク質と繊維質のみで過ごす。
脂質・糖質をなるべく減らすためフルーツNG、脂質の多い鯖や銀鮭NGで代わりに紅鮭を食べるというようなルールもあった。
タンパク質(肉や魚)100g、炭水化物(お米)は100gというのは落ち込むほど量が少なく、3時間ほどでお腹が空いてしまうが、どうしても痩せたい自分はこれを続けた。
コース終了時
私の体重は60kg→51kgになった!
このまま食事ルールを守り数か月を経て、49kgになった!
ジムを迷走した時期にはもう二度と私は痩せられないのかとかなり病んでしまっていたが、「普通」の体型の自分になれたことが本当に幸せだった。
迷走時期は、おしゃれな服など体型的に着れず(着れたとしても太っているから着こなせない)、「着れる服」を着ていた。
しかし、今は「着たい服」が着れる。しかも綺麗なフォルムのまま着れるというのがうれしかった。太っていた自分より、普通体型になった自分は自己肯定感が上がり、自信もついた。
写真を撮った時に写るのは、肥満でデブな自分じゃなくて、普通の体型である私が写るのがうれしかった。
それに加えて、私はアイドルオタクだ。
私がいる界隈では、推しとのツーショット会がある。
推しと一緒に写る私がデブで醜い私ではなく、普通体型の私が写るのがとてもうれしい。
食べる幸せも確かにあると思うが、着たい服が着こなせる・写真に写る自分に幻滅しないということがどれだけ幸せなことか。
私は約6年間の肥満コンプレックスから解き放たれたのだ。