アイドルのオタ活という趣味を見直す
コロナ禍をきっかけにアイドルにハマる
オフラインでいろんな人とわいわい交流するイベントが好きで社会人になってからもいろんなところに顔を出していたが、ステイホームが命じられすべて閉ざされてしまう。
家に閉じこもってあつまれどうぶつの森をやるしかない生活に、一つの希望の光がさした。
それがJohnny’s Happy Life With Youというオンラインライブ配信だった。
私は最初中学生の時にファンだった嵐を見ていたが、だんだんといろんなグループを見るようになり、当時ジャニーズJr.だったなにわ男子にはまる。
また、YouTubeにあがっていた色んなコンテンツを芋づる式に見ていくうちに他のJr.のオタクも兼任するようになる。
推しを一目見たい思いから始まりライブ沼に浸かる
当時のなにわ男子はJr.ではあったがテレビの露出が多く、茶の間でも十分オタクとして楽しめた。
だけど、中学生の時嵐のライブに当たらずいけなかったこともあり、ジャニーズのライブへのあこがれと、「1回でいいから」、一目、生で推しを見てみたい思いがあり、FCに入りライブへ応募するようになる。
運よく初めてライブに行くことができた。テレビでは見れない会話・表情・パフォーマンスに魅了され、私はライブ参戦の楽しさを知ることになった。
しかし、私はここで満足しなかった。
のちに「1回でもいいから」という思いが、ライブに何度も行きたいという欲に変わることになる。
兼任していた他に応援していたJr.の某くんは、テレビの出演があまりなく、某くんを見たいとなるとライブに行くしかなかった。
最初1回でいいから、と言っていた私は、某くん見たさに、1ツアー・イベントにつき、何公演も入るほどにライブ沼にはまってしまった。
ライブでしか、某くんを見ることができないからである。
生活の中心がアイドルになる
テレビでアイドルを見るだけ無課金茶の間オタクだった私は、数年後にはアイドルのオタ活に、月に何万、何十万とライブやグッズに費やすアイドル沼にどっぷり浸かっていた。
1ツアーにつき遠征してまで複数公演参戦する(複数の推しがいたから毎月ライブに行くことはザラだった)、グッズは必ず買う、円盤も欠かさず買うというありさまである。また、ジャニーズの舞台にも行っていたが、カード会員の抽選枠や購入可能枠というものがあり、チケットを手に入れるためにカードの年会費なども払ったりしていた。とにかくチケットを入手するにはあらゆる手段を使っていた。
推しにライブで会うからという理由で1万近くするネイルサロンにも通っていたし、新しい服も買っていた。
私の中心はアイドルで回っていた。
今思えばかなりSNSの影響を受けていた。
- ライブ参戦報告ポストをみて、自分も行きたくなる
- ぬい撮りみたいな写真が流れてくると自分も同じことをしたくなる
- ライブ円盤で鑑賞会のポストを見ると自分も鑑賞会がやりたくなる
しかもグッズは販売期間を過ぎたら二度と購入できない。フリマアプリで高額に転売されたものを買うしかなくなってしまう。
今欲しいかはわからないが今後ほしくなる不安があるから、今欲しくないものまで買ってしまうということになってしまっていた。
ジャニーズアイドルからオーディション出身アイドルの界隈へ踏み込む
ここ数年でジャニーズ界隈はいろんなことがあった。
性加害問題からテレビを干され、複数の番組がなくなり、会社名も変わり、
ジャニーズJr.のグループが解体された。
この状況をみていられず、現実逃避するかのように私はJr.とドラマで共演していた俳優を推し始めた。
そしてその俳優が映画で共演していた某オーディション番組出身アイドルも見始めた。
ジャニーズよりライブのチケットが取りやすかったり、YouTubeがあって日常的にアイドルを楽しめることに魅力を感じてこのオーディション番組出身アイドルを推し始めた。
CDについてくるシリアルナンバーで応募できるオフライントーク会・サイン会という文化も私にとっては新鮮でおもしろかった。(CDだけで数十万ほど買わなければ当たらないらしく私は行けたことはないが)
しかし、推し始めてたった数年でこの界隈でもいろんなことがあった。
推しグループのメンバーがオンラインカジノをやっていて書類送検されたり、二股で活動停止になったり。
オタクたちの裏垢では毎日のように論争が起き、表垢でも頻繁にTLのおすすめ欄に流れてくるほど白熱し、汚い言葉で埋め尽くされるSNSに疲れてしまった。
また、裏で汚い言葉を紡ぐこの界隈にも嫌気がさしたことと、そもそも失言を繰り返す意識の低いこのグループに不満があったことも重なり、私はこの界隈を降りてしまった。
オーディション出身アイドルからEBiDANの界隈へ踏み込む
ジャニオタをやっていた時からずっと仲良しだったオタク友達が、自分の推しが出演するドラマを紹介してくれた。
特に興味がなかったものの、SNSで話題になっていたのもあり、見始めることにした。
そのドラマで知ったEBiDANの某くんが気になり、私は所属グループのYouTubeを見始めた。
私は驚いた。
失言しないよう発言に気を付けながら話を進める姿や、オタクが自分たちの熱愛などで不安にならないよう細やかにフォローする姿に感動してしまった。
EBiDANの某くんを推すことにした。
ジャニーズとは違うチケットの当たりやすさ、CD購入特典のオフラインイベントの行きやすさが私には心地よかった。
また、個人ファンコミュニティに毎日推しが投稿をしてくれて毎日推しの発信が見れることで毎日楽しかった。
私は今もここでオタクをしている。
オタ活という趣味を見直し始める
私はこのEBiDAN界隈でも過激な論争を目の当たりにしてしまう。
私が推しているグループでなかったが先輩グループでとても人気になっているグループがあった。
曲もバズり、紅白も初出場を果たしたグループである。
新規ファンが大量になだれ込み、混乱している様子でこのグループのファンたちが、また汚い暴言で論争を繰り広げていた。
8の字ペンラといって、推しメンが歌っているときに頭上で8の字にペンラを振るという行為についてである。
EBiDANでは古くからこの文化があり、古参ではおなじみらしかったが、頭上でペンラを振るので視界がふさがれてしまい、新規のファンに注意されるということで、昔からの文化が壊され怒り、論争になっているのだ。
メンバーが発信したことでもないこの議題で何日にもわたりけんかしており、あきれてしまった。
このブログでは省いてあるが、今までもいろんな界隈でアイドルオタク同士のあれこれがあり、最近はアイドルオタク同士の交流からは距離を置いていた。
この喧嘩をきっかけにアイドル発信ではないことについて勝手に話題を作り、生産性のない議題で何時間も何日も費やして暴言を吐きまくり、いろんな人を不快にさせてしまう人たちアイドルオタクの界隈というものの民度の低さに辟易した。
アイドルの推し活は好きだけれども、もっと心穏やかでいられる環境に身を置きたいと考えるようになった。
アイドルオタクは時に虚しい
アイドルオタクは確かにライブに行ったりして楽しい趣味ではあるが、時に虚しくなる。
ライブでは甘い言葉を言ってくれても、裏では彼女がいて、自分が買ったグッズやCDの収益は彼女のプレゼントに使われているのが現実である。
しかもアイドルがライブでファンに向かって言ってくれる耳障り良い言葉は、「仕事だから」言ってくれているわけであって、私たちはお金でつながっている関係にすぎないのである。
また、アイドルは私たちより稼いでいてお金持ちであり、私たちがカツカツになりながら貢いでいる構造も想像するだけでつらい構造である。
今まで費やしたお金を振り返る
冷静になった私は、ある日、今まで行ったライブの紙チケットを整理していた。
チケットは2020年~今までの分で37枚あった。デジタルチケットの現場もあるので総計すると50公演くらいだろうか。
1公演1万として(8000円の現場もあるけど)…総額50万!?
これにグッズ代を足したらいくらになるだろう。
年間5万くらいグッズを買っていたとして、今までで35万使ったことになる。
公演代+グッズ代で85万!??!?!??!?!?
(遠征費などを加えると100万超えるだろう。)
ひっくりかえりそう・・・( ^ω^)・・・
・・・でも現実をしっかり見なければ・・・。
そしてオタ活に費やしてきたのは2020年から2026年の7年間。
これだけのお金と年月を費やしてしまった。
本来であれば、みんなが彼氏をつくり、結婚して、子供を産む貴重な20代に。
けれどもオタ活に後悔はない
前述したお金があれば海外旅行にもいけるし、ICLも検討できたレベルである。
でもこのお金でライブに行っただけでなく、いろんな経験をしたし、いろんなところにもいけたので後悔しているかというとわからない。
ライブでいうと、宮城、福井、福岡など国内にとどまらず、ワールドツアーでは台湾にも行ったのでいろんな都市に行けた。
遠征という名目で海外遠征までしてしまっているので私としてはアイドルのオタ活を十分やりきった気持ちが出てきている。
聖地巡礼といってアイドルがいったところをめぐることだが、都内の行ったことないお店や、箱根、京都などいろんな場所にも行けた。
めんどくさがり屋なので自分一人ではいろんなところに行けなかった。推したちは私をかなりアクティブにしてくれていた。
アイドルオタク引退に向けて
30代になり、自分もアイドルアイドル言っているのではなく年相応の趣味を見つけたいなと思っている。
最近始めたのが読書だ。読書は自分の知見を広げてくれるしプラスになるいい趣味だなと思っている。(図書館とか使えばお金もかからないし)
もっと自分にお金を使えるようになりたいし、プラスになって返ってくる趣味がほしいので、徐々にアイドルオタ活の趣味から別の趣味へ移行したいなと思っている最中である。

コメントを残す